男性看護師の年収

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男性看護師の年収

男性看護師の年収はどうなっている?

厚生労働省「賃金構造基本統計調査」によると平成22年度の男性看護師の年収は、従業員1000人以上の大規模病院では459万円、従業員100〜999人以上の中規模病院では463万円、従業員99人以下の小規模病院では469万円となっています。

 

平成20年の調査と比べると大規模病院と小規模病院の年収の差は縮まってきていますが、男性看護師の年収が最も高いのは従業員99人以下の小規模病院になります。

 

慢性的な看護師不足の中で、小規模病院の場合はよけいに看護師の確保に苦労しており、結婚や転職で辞めていく女性看護師がいる中、男性看護師はそのようなことが少ないため、同じ職場での勤続年数が増え続け、年収も比例して伸びていきます。

 

年収面では小規模病院にメリットがありますが、その他の部分でみると規模の大きい病院の方が良いと言えます。

 

例えば、残業面では経営体力のある大規模病院の方が残業代を支払う余力がありますし、労務管理の面でも従業員が多い分一人あたりの労働時間が多くなり過ぎないように管理がなされています。

 

これが、小規模病院だと急患で呼び出されることが続けば、いくら年収が良くても体力的に続けることができなくなってしまいます。

 

ですので、目先の年収にとらわれずに病院の労働環境、福利厚生等も含めて広い視野で働くところを選択しましょう。

 

ちなみに、看護師の人材紹介やマーケティング、コンテンツ企画など、看護師としての経験を活かせる職種もあり、収入も良い場合があります。

 

30代・40代よりも20代の方が転職しやすいので、異職種へ移ろうと考えている人は、20代後半転職情報を見ておきましょう。

 


 

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